高雄工場の窒素循環設備が台湾政府補助金対象に認定 〜年間1万トンのCO₂削減に貢献〜 ポリプラスチックス株式会社

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮本 仰)は、高雄工場において導入した窒素循環設備が、台湾政府の「台湾産業革新プラットフォームプログラム」における補助金対象設備に認定されたことをお知らせいたします。

本プログラムは、製造業における先進技術や製品の開発、包括的なサプライチェーンの構築を支援する政府の施策です。

今回認定を受けた窒素循環設備は、年間で約1万トンのCO₂削減効果が認められています。従来、高雄工場で製造しているLCPは製造工程で使用する窒素生成に大量のエネルギーが必要でしたが、新設備により一度使用した窒素を再利用することができるため、窒素使用量を従来の10分の1に抑えることができるようになり、これに伴いエネルギー使用量の大幅な削減も実現しています。

今後も高雄工場では、蒸気使用量の削減や太陽光発電の導入を進め、さらなる環境負荷低減に取り組んでまいります。

エンプラでカタチ造る、未来につながる豊かな社会
~Shaping a Sustainable Society with Engineering Plastics~

当社グループでは、企業理念に掲げている「エンプラ事業を通じて豊かな未来社会の形成に貢献すること」が当社の社会的責任(CSR)であると考え、「事業活動」(「エンプラ事業」「環境との調和」「人財の創出」「コンプライアンス」を含む)と「社会貢献活動」の二つの側面からCSRに取り組んでいます。

これから先もエンプラのリーディングカンパニーであり続けるために、皆様の期待に応え、さらには期待以上の価値を提供し続けてまいります。

■関連ページ
https://polycsr.com/jp/esh/conservation.html

■本記事に関連するSDGs項目

12: 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
13: 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる