ダイセルグループは「責任ある企業市民としてグローバルな課題を解決していく」という趣旨に賛同し、2020年4月、国連グローバル・コンパクトに署名しました。国連グローバル・コンパクトには「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の分野で10の原則が掲げられています。当社はダイセルグループの一員としてその原則を順守・実践し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
ポリプラスチックスを含むダイセルグループは、社会とともに歩み発展していくためには、事業活動に関わるすべての人々の人権が尊重されなければならないことを理解しており、人権尊重の責任を果たしていくための指針として「ダイセルグループ人権方針」を定めています。
当社は、ダイセルのグループ人権方針に基づき、バリューチェーン全体での人権尊重の理解促進と実践を進めています。
2023年度からはグループ会社に対する人権デュー・デリジェンスを開始し、ASEANの6つのグループ会社で自主監査と現地でのエビデンス確認を伴うヒアリングを完了しました。その中で確認された課題について本社およびグループ会社で改善に向けての対応協議を開始しています。
当社は今後も、ステークホルダーから信頼され続ける企業グループであるために、人権の尊重と持続的な事業の実現に向けて適切に取り組んでいます。