ポリプラスチックスグループでは、誰もが働きがいを感じながら活躍できる職場づくりのため、「従業員エンゲージメント※の向上」をCSR重点項目や中期経営計画の施策の一つに設定しています。定期的に実施するエンゲージメントサーベイの結果から、法人や国、地域ごとの組織状況や従業員の考えを把握し、それに応じたエンゲージメント向上のための施策を各社で展開しています。今回は、そうした各国の施策の一部を紹介します。
※「エンゲージメントが高い状態」とは、従業員が組織や仕事に
対して積極的に関わり、自発的な努力をしている状態を指します
バンコク
バンコク(タイ)では、当社事務所が入居するオフィスビル主催のスポーツイベントに参加しました。スポーツを通じて心身をリフレッシュできただけでなく、従業員同士のコミュニケーション活性化にも繋がりました。
上海
上海ではオフィスが複数箇所にあることから、普段は異なるオフィスで働く従業員同士のコミュニケーション強化のため、社員旅行を実施し約70人の従業員が参加しました。
参加者からは、仕事の忙しさから離れ、気分転換できたという声があがりました。このような気分転換や関係性の強化が行われたことで、今後の業務における作業効率や創造性の向上も期待できます。
ケレタロ
ケレタロ(メキシコ)では、自部署の取り組みや専門知識を他部署の従業員に教え合うレクチャーを定期的に行っています。これまでに、製造部門による「車のタイヤの取り換え方講座」や法務部門による「貿易条件に関するレクチャー」などを行いました。
他部署の従業員が日々取り組んでいることを知る機会になるため、部署間の理解促進ができ、働きやすい職場環境づくりに繋がっています。
当社では、「従業員の心と身体の健康」の維持増進に積極的に取り組むとともに、ダイセルグループの一員として「ダイセルグループ健康経営宣言」に基づいた活動を展開しています。
こうした取り組みが評価され、2024年3月、ダイセルおよび当社は、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2024(大規模法人部門「ホワイト500」)」の認定を受けました。当社の「ホワイト500」認定は2023年に引き続き2度目となります。
これまで取り組んできた健康経営をさらに推進し、グループ従業員と家族一人ひとりの自律的かつ積極的な健康づくりを支援していきます。
当社は、有給休暇の積極的な取得を奨励しています。2023年度の有給休暇取得率は89.6%となり、目標である80%を2年連続で達成しました。これは、日本企業平均の62.1%を大きく上回る結果となっています。